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2008年6月 8日 (日)

Fedora 9 で四苦八苦 環境構築編 nVidia その3

 今回の「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 nVidia その3」は、「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 nVidia その2」において記載していたXの設定になります。
 「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 nVidia その2」においては、Fedora9カーネルバージョンが2.6.25.3-18で、nVidiaドライババージョンが173.14.05でした。
 先日のFedora9アップデートでカーネルバージョンが2.6.25.3-18から2.6.25.4-30へアップデートされましたが、nVidiaドライババージョンが173.14.05のままで使用することができましたので、今回はFedora9カーネルバージョン2.6.25.4-30、nVidiaドライババージョン173.14.05の環境を想定して記載しています。

 それでは、順を追うように記載していきます。
 ベテランの方は、一気に終わりの方まで跳んで行ってから探した方が速いでしょう。
 なお、アーキテクチャは私の環境であるx86-32ビットを想定しています。64ビット環境の方は適宜アーキテクチャを読み替えてください。
 作業途中でリブートが必要になり、更にコンソールログインでの作業も必要になります。予め印刷しておくか、cocologさんはケータイ最適化も行われるブログですのでケータイで表示しておくことをお薦めします。
 本作業手順はaffilieの経験に基づき記載しております。実行に伴うエラーやバグによる不具合が発生してもaffilieは責任を負いません。nvidiaやfedoraの一員でもありません。全ては作業を行われる方の自己責任で実施してください。

  1.  まずは、Fedora9カーネルバージョン2.6.25.3-18を適用しておきます。こちらはアップデーターで完了します。
  2.  次に、nVidiaドライバはカーネルソースを必要としますので、kernel-devel-2.6.25.4-30.fc9.i686を適用しておきます。こちらはソフトウェアの追加/削除を使用してインストールします。
  3.  次にnVidiaドライババージョン173.14.05をダウンロードし、保存します。保存先は/tmpでも良いですが、kernel- develをインストールするとfedoraプロジェクト(redhat)が推奨するパッケージ保存用ディレクトリが作成されますので、そこを使用します。今回のようなソースパッケー ジに近いものは、/usr/src/redhat/SOURCES/ディレクトリ以下になります。/usr/src/redhat/SOURCES/nvidia/とディレクトリをmkdirしておき、/usr/src/redhat/SOURCES/nvidia/ディレクトリ以下へNVIDIA- LINUX-x86-173.14.05-pkg1.runを保存しておきます。なお、システム関係となりますので作成するnvidiaディレクトリはオーナーroot:rootパーミッション775(rwxrwxr-x)のあたりをセキュリティ的に推奨します。
  4.  これで準備は整いましたので実際に構築していくことになります。上でも記載していますが、リブートし、コンソールログイン(ランレベル3)をし、コンパイルして構築します。予め印刷しておくか、ケータイで表示することをお薦めします。
  5.  PCを再起動します。
  6.  GRUBが起動したら、「P」と押しパスワード入力をします。パスワードを設定していない方は不要になります。GRUBをカスタマイズしていない方はリスト表示がなく、表示時間が5秒と短いので素早く「P」あたりを入力する必要があります。GRUBのカスタマイズは、「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 grub」を参考にしてください。
  7.  Fedora 2.6.25.4-30.fc9.i686と表示されている行を選択し、「E」を入力し、編集モードに入ります。
  8.  編集モードに入ったら2行目の「kernel /boot…」を選択し、「E」を入力し、編集モードに入ります。
  9.  そのラインの一番最後に「スペース」と「3」を入力し、リターンキーを押します。これでランレベル3での起動を指定したことになります。
  10.  9の作業後の状態のまま「B」を入力し、Bootします。
  11.  補足になりますが、BとEは英文ながらGRUBのメニュー画面の下の方に記載されていますので参考にしてください。
  12.  一通りのランレベル3の初期化作業(デーモン起動)が完了すると、ログイン画面(コンソールログイン)になります。
  13.  rootでログインします。
  14.  上記3.で作成したフォルダへ移動します。コマンドは、"cd /usr/src/redhat/SOURCES/nvidia"です。
  15.  いよいよnvidiaドライバのコンパイルと構築をします。コマンドは、"sh ./NVIDIA-LINUX-x86-173.14.05-pkg1.run"です。
  16.  ライセンス同意、構築するかしないか、ftpサイトをチェックするかしないかが問い合わせされるので、念のためにすべてをYESで選択していきます。念のためとは、Fedora9向きのプリコンパイルされたバイナリはftpサイトに入っていないのでNOを選択できますが、慣れてからの方が良いと思うからです。
  17.  一通りの作業…カーネル用ドライバのコンパイルと登録、X用のライブラリ構築が正常完了するとX設定をするかどうかが問い合わされますのでNO(しない)を選択してnvidiaドライバインストーラを終了させます。nvidiaドライバインストーラでXを設定するとFedora9のものとは大きく異なってきます。試験的に実施してみたい方はデフォルトのX設定を予めバックアップしておいた方が良いと思います。
  18.  Xの設定を変更します。変更するファイルは/etc/X11/xorg.confファイルです。
  19.  コマンド"vi /etc/X11xorg.conf"と入力してテキスト編集にします(以降はvi内での作業になります)。
  20.  Section "Device"EndSectionの数行を探し出します。この中にあるDriver "nv"またはDriver "vesa"を変更します。変更後はDriver "nvidia"になります。補足すると、Section "Device"EndSectionまでがグラフィックカードに関する設定を行うブロックになっており、nvidiaのホームページにあるドキュメント(全部が英語…私は泣)を参考にしながら作業を進めると(後述する)ツインビューとかも設定できます。
  21.  viで内容を変更するには、「A」キーを押すと編集できるようになります。編集が終了したら「esc」キーで表示モードに戻ります。「:wリターン」で上書保存し、「:qリターン」でviを終了します。
  22.  テストのため、Xを起動します。コマンドは"startx"です。Fedora9のデフォルトでは、英語モードのGnomeが起動します。私の場合はカスタマイズしていますので英語モードのKDEが起動します。カスタマイズに興味がある方は「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 KDE」シリーズを参照してください。英語モードではなく日本語モードのGnomeなりKDEにしたい方は、環境変数LANGをデフォルトのen_US.UTF-8からja_JP.UTF-8に変更するとできます。こちらの詳細は触れませんが興味があれば調べてみてください(当ブログのFedora8モノでも記載しています)。
  23.  GnomeなりKDEからログアウトします。
  24.  これで再起動すれば、ランレベル5で起動した際にnvidiaドライバによるXが起動します。再起動させるコマンドは"reboot"です。
  25.  nvidiaドライバはカーネルバージョン毎に用意する必要があり、セキュリティーアップデートとかでカーネルバージョンが上がった際は、nvidiaドライバを再構築する必要があります。

 以上でnvidiaドライバの登録作業は完了です。
 次にデュアルモニタを設定します。
 こちらはサンプルファイルを貼り付けておきますので適宜修正を加えてお使いください。
 なお、セクションMonitorのところは私の環境(Logitec製LCM-T174A/S)になっています。こちらも見本として"使える"と思いましたので書いたままにしております。御自身のモニターに合わせてください。最近の24"ワイドのような環境で目一杯広く使いたい方には重宝する見本と思います(セクションScreenのmodesラインの修正も必要になりますけど…)。

 サンプルファイルへの直リンクは禁止とさせて頂いております。リンクはご面倒でも本ページへのリンクでお願いいたします。

 本サンプルで記載している内容はエントリーに近い設定です。nvidiaドライバには他にも有用なオプションが用意されていますが、御自身でトライしてみてください。
 また、私は2つのモニタで表示できれば良いので3Dの検証は行っておりません。
 ファイル名称は何れも"xorg.conf"に変更してください。
 保存されているフォルダは、"/etc/X11/"ディレクトリ下になります。

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